もし将棋の全通りの手を記憶させたコンピューターを作ったとします
人間相手には恐らく必勝できるでしょう
では同じ万能ソフト同士が対局した場合どのようなことが起こるのでしょう
私の考えでは
・お互い入玉した形になり千日手が発生する
・後手に勝つ手段はなく千日手に持ち込むしかない
上記の様な事が起こると思います
皆さんはどのように考えますか?
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全てのパターンを覚えた上で、必ず最善のパターンを選べる、という意味の質問だと解釈して回答します。
将棋は運の要素がまったく入らないアブストラクトゲームなので、お互いが最善のパターンで指した場合、
①先手必勝
②先手避敗(負けない=引き分けに持ち込める)
③後手必勝
④後手避敗
の中の一つに必ずなります。
将棋というゲームがこの中のどれか、ということによって、
①先手が勝つ
②引き分け
③後手が勝つ
④引き分け
という結果になります。
そしてその結果がどれになるかは、現在はまだ分かっていません。
将棋より明らかにパターンが少ないチェスやオセロなんかでもまだ分からないというのが実情です。
(つい最近、チェッカーは解析が完了し、先手避敗だと確定しました)
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最初に回答した三人頭かたすぎ
後手必勝だと思います。
根拠はないけど
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ようするに、将棋は結局どっち有利なのか、ということですよね。プロでは毎年先手勝率の方が高かったですが、最近、逆転したらしいですから、いったいどっちなんでしょうね?
僕の予想は・・・・・持将棋かな?
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記憶は大事ですが、もっと重要なのは判断です。
記憶しただけでは、人間を越えていません。
コンピュータが神になるかどうかの設問に近いので、哲学か宗教の世界の話でしょう。
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要するに、将棋が完全解明されたら、勝負の結論はどうなのか、ということでしょう。
根拠のある意見はいえないのですが、過去にそういう質問はいっぱいあります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1221763172
答えられるのは、ただのやまかんの予想であって、あまり意味のある質問ではないと思いますよ。
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そんな技術ができた時点で世界のさまざまな技術が発達し、地球が滅びることでしょう。下らんことを言うな。
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私も人間には勝てないと思います。
これについては、以前将棋プログラマーの森田氏が、
面白い事を書いていました。
氏はアマ5段の実力ですが、自分の思いつく全ての手をプログラムすれば、
コンピュータはミスをしない分人間より強いから、
少なくともアマ5段以上の実力の将棋ソフトになる、
と考えました。
しかし、実際できたソフトは、アマ3段程度にも負けるような実力。
何故かと考えていたのですが、
氏は一つだけプログラムし忘れたものがあることに気づいたそうです。
人は将棋を打つ時、全ての手を読んで打っているわけではありません。
2種類の手が考えられる場合、「なんとなくこちらの手のほうがいい」
と思って打つ事があったりします。
勝負が付いた後で見ると、その手が実は効果的な手だった、
ということがありますが、打った時点ではその事に気づいていません。
つまり、おぼろげながらに以降の勝負に有利な手を選ぶ事が、
対局を重ねるうちに人間には身に付くのです。
これは、大局観と呼ばれているもので、
これをプログラミングするのは容易ではなく、
これをプログラミングできない限り、コンピュータが人間のプロ相手に、
勝つ事は難しいでしょう。
以前、コンピュータのチェスのソフトが人間のプロに勝ったことがありました。
当然その時もコンピュータのソフトは、あらゆる手をプログラムしましたが、
プロが打ち方を変えるとコンピュータは負け、
その都度プログラムをチューニングし、
その末トータルの勝敗で勝ったそうです。
つまり、あらゆる手をプログラムしても、
人間はそのソフトに一番有効な打ち方を考えられますが、
コンピュータはあらゆる手を知っていても、
その時々でどれが一番有効な手なのか判断できないのです。
これも、大局観と似たようなもので、
結局この部分は人間が教えてやらないと、
コンピュータは人間に勝てません。
今のコンピュータソフトの限界が、この辺にあります。
同じ万能ソフト同士の戦いなら、
たまたま相手に有利な戦法を取った方が勝つでしょうし、
同じ戦法同士なら千日手含む泥試合になると考えられます。
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人間には勝てない。コンピュータはプログラムされた通りにしか動かない。
人間はその場の状況により臨機応変に対応する。プログラムされた以外のことが
できないので人間の気ままに対処できない。
コンピュータ同士で千日手が起こるとあるがこれも千日手が起きないように
プログラムすれば回避できる。数あるパターンから勝率の良いパターンを選んで
さすだけ。
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