2012年3月11日日曜日

将棋の羽生さんって今でも強いんですか?

将棋の羽生さんって今でも強いんですか?


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強いのだと思います。ただ、強さの質を変えようとしているのかな、と私は見ています。



トッププロの考えはよく分からない部分がありますが、羽生さんは20代前半のころ、感想戦で誰も気がつかなかったような手を次々と披露して読みの深さに周りを驚かせたといいます。

しかし、どうせ相手が読んでいない手まで深読みしていると、しばしば却って不利になるというジレンマに悩んでいたようです。

そして、体力が減少してくると今までどおりのやり方が通用しなくなって、負けが増え始める。



そこで彼がいま目指しているのは「第二の大山康晴」なのだそうです。

大山康晴は、特に不利になったとき、最善手を指すよりも「相手が間違えやすい手」を選んでいたといいます。

人間はコンピューターではないのだから、相手の感情の動きを読みながら指すというわけです。

理論上のベストの将棋ではなく、相手の感情も読んだ将棋というのは理解し始めると楽しいですよ。

格下の棋士が有利になって却って萎縮しているな、とか、調子に乗りすぎたところだな、とか、ドラマがあります。



蛇足ですが、感情の将棋の対極にある、理論の将棋に拘っているのが加藤一二三さんでしょう。

羽生さんは、大山さんだけではなく、加藤さんも敬愛しているというのが面白いところですね。



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将棋には詳しくないですが今でも強いようです。

ニュースサイト(IZA)によれば、現在、棋聖・名人・王座・王将の四冠で、今王位戦七番勝負の最中で、戦績が2勝3敗だそうです。(8月27日現在)


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今でも名人ですし、強いですが、周りのトッププロのレベルが羽生モード(謎)に突入してきているので、現在は将棋戦国時代と呼ばれているよーです。


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今でも7期連続のタイトル保持など記録をつくっています。もう以前ほどはニュースになりませんね。新鮮さがないのでしょう。

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