人間vsコンピューターについて。チェスの世界ではもうコンピューターに苦戦してるそうですが、将棋はどうですか?
将棋はチェスに比べて展開の枝葉が恐ろしく大きな数になるらしいのでコンピューターでは苦しいと聞きましたが。
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将棋ではbonkrasという将棋ソフトが対人間で9割以上の勝率を誇っています。ただしこれは誰でも対戦する権利があり、レートが近い同士の対戦(つまりプロ中堅レベル以上)では早指しで互角以上です。つまり並のプロ棋士レベルには到達したと言えます。
まだ人間が最強コンピュータに1割勝っている、という方に注目すべきです。将棋界のXデー(つまり最強プロでも「全く」勝てなくなる日)は2015年、囲碁は2025年と言われています。
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チェスの世界で、コンピューターが人間を追い越したのは
1997年ですから、すでに15年近くも前のことです。
チェスの世界チャンピョンに勝ったことで、コンピューター
チェスの開発熱も冷めてしまったのではないでしょうか。
その頃、コンピューター将棋はアマ初段程度でした。
コンピューターチェスでは、それまでレーティングが毎年
100点ずつ上がっていたようで、ほぼその予想通りの
時期に人間を追い越しました。
将棋でも同様の進化があり、2000年頃の予想で
2015年前後に名人を破ると予想されました。
実際に3年前にはアマ名人を破っており、現在では
プロ四段レベルは十分にあると思われます。
もしかするとすでにプロ高段者レベルに達している
可能性もありますが、将棋連盟が対戦を延ばし
延ばしにしているため、どの程度のレベルなのか
不明です。
将棋倶楽部24では、bonkrasという将棋ソフトの
レーティングが3300点に到達しつつあり、この点数だけ
見ると、トッププロレベルと言っても過言ではありません。
(将棋倶楽部24ではほとんど早指しのため、長時間の
持ち時間になった場合、トッププロレベルかは不明です)
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チェスでは世界チャンピオンクラスがコンピュータと勝ったり負けたりという状況です。
将棋もかなり強くなっていて、アマチュア強豪と同じレベルか、あるいはすでに上回っているようです。
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