2012年2月25日土曜日

コンピュータ将棋で質問

コンピュータ将棋で質問

もし、羽生がコンピュータに2年連続、七番勝負で負け越したとします。



その後、羽生を越える天才がコンピュータと七番勝負をして4年連続、勝ち越したとしても、コンピュータが人間に勝ったということになるんでしょうか?



ど素人の質問ですがよろしくお願いします。


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(前の人は何のデータ?)



統計学の問題ですね。

調べないと数式忘れちゃったのですが、コンピュータが人間を越したを真とするのであれば、母集団の数にもよりますがコンピュータがだいたい8~9割の確率で勝たねばなりません。



7番勝負をしたとしても、2年連続であろうがその勝率いかんではコンピュータが人間を越したということにはなりません。



んでもって、違う人がコンピュータとやってそれで勝ち越してしまうようだと、科学的にはそれはコンピュータが人間を超えたということは真ではありません。









ちなみに、関係ないけど超能力の証明もこれと同じで、たとえば通常25%の確率で当たるものが、千回とか母集団がハッキリある回数実験を行いその結果が正解率が60%と、通常の人より2倍以上当たる確率があったとしても、その人は超能力があるということにはならないんです。なんか紋切型の理不尽な気がするけど、世の中そんな風になってます・・・



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まず最初に、↓の回答者の言っていることは忘れてください

(具体的な数値を出していますが、全くの事実無根なので、これを念頭に置いて話を聞くと混乱します)。



「一瞬でも人間を超えた」ら「超えた」と判定するなら、「超えた」ということになりますが、

これは将棋云々と言うより日本語の解釈の問題になりそうです(笑)。



質問者の言うようなケースですが、

羽生の負け方(成績、将棋の内容)が一方的なら

「あの時のソフトは人間を超えていた」、

ほぼ互角だったら

「あの時のソフトはちょっとだけだが人間を超えていた…かも?」



仮にコンピュータがトッププロに追いついても

(強く断っておきますが、『コンピュータ将棋はまだトッププロと互角(かそれ以上)ではありません』)、

人間が新たな戦法を開発・研究(大昔に廃れた戦法を改良して復活、なんてのもあるかも)

→ソフト側がそれに対応できるプログラムを開発…が繰り返されるでしょう

(わかりやすく言えば「じゃんけんの後出し」をするようなもの)。

それは今まで将棋界で人vs人で行われてきたこととほとんど変わりません

(そもそも将棋ソフトが「人による産物」)。



なので、互角のレベルまでは来ても、

「コンピュータが完全にトッププロを追い越す」

という事はないのでは、と思います。


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一般的には、一度でも負ければ後でどれくらい勝とうとも、コンピュータが越えたことになります。

そして、将棋はかなり前に羽生が負けていますので、もう既に越えたということです。



ちなみに、今羽生と七番勝負をやったら、0-4でしょう。 (99.99999%)

もしかしたら、(奇跡が起きたら)1-4があるかもしれません (0.00001%)





レート

羽生・1859 | コンピュータ・2522

期待勝率

羽生・1% | コンピュータ・99%



これは、羽生が負けたときのレートなので、今はもっと高いです。

コンピュータは、一年に最低300は上がるので・・・・

たぶん今は、3500をこえているのではないかと推測できます

もう、将棋というゲームで人間がコンピュータに勝てることはありません。

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