将棋の必勝法は発見・発明されるのでしょうか。 発見されたとして、人間業で全ての...

将棋の必勝法は発見・発明されるのでしょうか。

発見されたとして、人間業で全ての変化を覚え切れるのでしょうか。

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そうなんですよ。

人間ばかりではなく、コンピュータにも覚えきれない可能性も高いと思います。

ですから、実際は解明しても意味がないと思いますね。

また、研究者もそのことを分かっているでしょうから解明する気がしないでしょう。



将棋の人対人のゲームのとしての価値は、その意味で安泰であると思います。

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将棋については皆さん熱弁されてるのでいいとして、つい最近チェッカーが完全に解明されました。

引き分けです。

お互い最善手をだし続ければ必ず引き分けがコンピュータで解明されました。

チェスも近いと解明したグループは言ってました。

でも将棋はとった駒を使う動作が入るので、まだまだ遠いハズです。

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将棋は二人零和有限確定完全情報ゲームですから、先手勝ちか

引き分けか後手勝ちかの結論は存在します。

（ただ、将棋のすべての局面数が10の220乗という天文学的な数字のため、

その結論を出すのに、理論的に存在する局面をすべて計算しようとすれば

膨大な時間がかかってしまうだけです）



必勝法というのは、必ず勝てないといけないわけで

もし先手も後手も最善を尽くすと千日手という結論であれば、

必勝法は”無し”になります。（例えば、将棋の結論が先手勝ちなら

理論的な必勝法は存在します）



つまり、必勝法が存在するかどうかはまだわからないというのが答えです。

（ただし、解（将棋でいう先手勝ちか引き分けかの結論）は存在します）



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多くの方が、変化が膨大だから人間に覚えるのが無理とか述べていますが、

（それは膨大な数を一つ一つ覚える原始的な方法で、無知の人間がすることです）

あくまで仮定で先手勝ちとした場合、何もすべての局面や変化を覚える必要はありません。





例えば、Ｙ＝２Ｘ＋１という方程式があった場合、

Ｘが１のときは、Ｙは３

Ｘが３のときは、Ｙは７

…

と覚える人はいませんよね。





同様に、将棋の局面数が膨大であったとしても

必勝法を導く解の公式が発見されれば、

それを代入するだけでいいので、

何も10の220乗の数を覚えたり計算したりする

必要はありません。



その解の公式は、いわば大局観であり、

将棋のコンピューターのプログラムでは

評価関数です。





現在は、アマトップに勝つことができるくらい（もちろん

番勝負なら、勝ち越せるわけではない）の実力です。

（いわば、歩が100点、金が903点などの評価関数が

アマトップに近いレベルになってきたということです。）





◆将棋ソフト「激指」、現役アマチュア王者に勝利

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/05/post_3427.html





ただ、プロのほうが現時点ではアマよりもコンピューターよりも優れていますので、

プロの大局観のほうが、必勝法の解の公式に一番近いのが現実ですが、

プロといえども全勝（勝率10割）の棋士はいませんので、

あくまで必勝の解に対しての近似値ということです。



今後、コンピューターのレベルが上がれば、

（すべての局面を計算せずとも）

プロ以上の正解に近い近似値としての評価関数が

算出されることがありえます。

極限まで近い近似値としての評価関数が得られれば、必勝法が発見された

ということになります。



その場合は、コンピューターがはじき出した評価関数を

使って人間も形成判断をすればいいので、

（いわば解の公式を覚えておけば、あとは局面ごとに

パラメーターを代入すればいいので）

人間でも覚えることはできます

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何億、何十億もある変化を人間が覚えるのは不可能です。

何か法則のようなものが見付かれば別ですが。

僕は将棋のゴールは先手必勝や後手必勝ではなく、千日手じゃないかなと思ったりします。

仕掛けた方が負け、みたいな。

しかし月に普通に人が住む時代になっても解明されないと思います。

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必勝法というか完全論理輪のゲームなので、必勝パターンはあるとは思いますが、

人間が覚えられる量ではないでしょうね・・・

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後手必勝か先手必勝になると思いますが、発見された時点、プロ廃業でしょう



囲碁でも同じことが言えます

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１つの分岐が平均８０手で終了、１局面に平均１０手候補とした場合、１０の８０乗通りを総当りでコンピュータに計算させることになります。

それを分散コンピューティング技術とCPUの技術が進化して、今の個人のPC１台の１兆倍の性能を発揮できたとしても、１０の４０乗の年数は余裕でかかります。

１０の４０乗の年数というのは１兆年を１兆回待ち、さらにそれを１兆回待ってもまだ足りないというレベルの時間です。

まあ証明レベルでは無理でしょう。



仮に発見されたとしても、変化すべてを覚えるのは不可能でしょう。

今の実戦で使われる定跡も、試合で使ったら「研究発表会みたいなものだ」と皮肉られるものもありますからね。

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必勝法なんてあるわけないでしょうｗ

必勝法VS必勝法になったらどうすんの？

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将棋はチェスと違って「取った駒を使える」という特異なルールがあるため、「必勝法」というものを発明するのは難しいでしょう。ある程度の勝ちパターンが確立されても、それを打ち破る戦術が出てくるでしょうし。