将棋ソフトの有料バージョンのボナンザについて質問があります。
宜しくお願いします。
マルチコア対応ということですが、8コアのPCを使っている方で、実際にボナンザの強さを比べた方はいらっしゃいますか?
例1FLOODGATE将棋で
例2他のソフトで
例フリーのボナンザで
などなど。
些細な情報でも構いませんので何かありましたら、教えて下さい。
また、電話でマグノリアにボナンザについて問い合わせしました。
メモリはあまり関係ないとのこと(約400メガしか使わない)でしたが、
実際にメモリが1Gのパソコンと4Gのパソコンの強さが気になります(笑)
また最近は12Gメモリも出ていますがメモリは強さに関係あるのでしょうか?
宜しくお願いします。
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コンピュータのプログラムは、プログラムされたこと以上のことは出来ない。
…というのが、まず常識です。
このボナンザを一応ダウンロードして、各種説明ファイル等をみた限り、AIではなく、数限りない程の「未来予測パターンデータベース」から、打ち筋によって最適な対応パターンを抜き出して対処している様子。
…ということは、マルチスレッド(マルチコア)対応であったとしても、動作は変わらないワケです。
PCがAIにより自分で考えているのだとしても、コア数が上がる事でAIが強化される事は有り得ません。
AIの処理速度が速くなる事はありますが、ルーチンに変わりはないので。
AI(学習型プログラム)ならば、コア数によってではなく、打ち筋をデータ化して保有する事でより人間に対しての強化された対抗策を講じる速度があがり、また思考ルーチンも複雑化していきますが、コア数が増えたからといってより強くなるなんて事は有りません。
ボナンザのプログラム動作も同じで、未来予測の速度はマルチスレッドによって高速化されたとしても、打ち筋(思考パターン)が強くなるなんて事は有り得ないでしょう。
2スレッドで処理していると仮定した際、スレッドAで打ち筋からの未来予測データベースからデータを抜いて思考している間に、スレッドBが別の方法がないかデータを抜いて思考する、という状態になるので、同時に2つの思考が可能というだけ。
1スレッドならば、最初の思考が終わった段階でまた次のデータを抜きに行くという順番の処理になるので、2スレッドよりは処理速度が落ちる、という話。
当然、メモリがいくら増えようが、思考の処理が同じならば強くなるなんて事は有り得ません。
マルチスレッド対応になる=思考ルーチンが同時に複数走る=思考ルーチンが高速化される
思考ルーチンの高速化≠思考ルーチンの強化
また、使用メモリがバージョンアップに従って増えていますが、現在400MBしか使っていないというならば、それ以上のメモリがあっても使わないって事(一時的なデータ保管場所として使う事はルーチン上有り得ますが、400MBで動作するものならばそのデータ量は400MBを超えることはないはずなので、使ったとしても800MB以内でしょう)。
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