将棋ソフト 囲碁ソフトの
最高レベルって 人間でいうと何段ぐらいですか?
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将棋や囲碁には、所謂プロフェッショナル、棋士と呼ばれる方々がいらっしゃいます。一方、趣味にしている方々が大勢居て、
アマチュアの何段とか言います。そして、ここで間違えてはいけないのは、同じ初段でもプロとアマチュアの相違は図り知れない
ということです。アマチュアの最高段位は7、8段位まで存在すると思われますが、そんなアマチュアの強豪であっても、プロの
初段と平手では多分、全然相手にならないと言われています。プロが何度も”ポカ”を出し、かつ、アマチュアがそれらを悉く
咎めることに成功しない限り、プロの100戦100勝になる可能性が極めて高いと思われます。
そこで、ソフトの強さの話ですが、囲碁は世界中何処に言っても、”GO”というゲームが唯一存在するだけですが、将棋は
色々なバリエーションがあります。現在の日本の将棋の、他の将棋と大きく異なる点は、一度相手から取った駒を再び利用
出来るということです。
囲碁に関して言うと、相手の石を取り上げたり、コウを無制限に続けてはいけないので、効果的なコウたてをしなければいけない
とか、セキになったらお互いに手を出せないとか、コンピュータがシミュレーションを行う上で障害になるようなことが異常に多い為
に、最高レベルといっても高々、アマチュアの5、6段程度が最高だと聞いた事があります。つまり、プロの手にかかっては、全然
歯が立たないということです。一方、将棋の方は囲碁程ではないにしても、”一度相手から取った駒を再び利用出来る”という
ルール、及び同一局面の3回?以上の繰り返しが発生しそうな場合には、仕掛けた方から指し手を変えなくてはいけないという
ルールが問題を難しくしているようで、最高レベルがプロの低段レベル位ではないでしょうか?将棋の方は、プロでもぬるい手を
指していると負かされることがたまにはあり得ると言う訳です。
因みに、1対1のゲームにおいて、引き分けや勝負がつかない状態になることが発生しにくければしにくいほど、”良いルール”の
ゲームであると言われているそうです。囲碁や将棋には引き分けは存在しませんが、勝負がつかなくなることは極稀に発生する
そうで、持碁とか持将棋といいます。(持将棋は知っていますが、持碁は知りません。織田信長が本能寺に、時の囲碁上手の
日海と鹿塩利賢を招いて、彼らの対戦を観戦したのですが、その対局で三コウという、同一局面に関連したコウが3つ出来る、
勝負がつかない、大変珍しい現象が起こったそうです。珍しいことも起こるものだと思いながら、日海が帰路に着いた直後に、
例の本能寺の変が勃発したとのことです(東京創元社”碁を始める人に”(九段 加納嘉徳著)より引用)。)
囲碁や将棋に比べると、例えばチェスは、実力伯仲の者同士が対戦した場合、対局の半分は引き分けになるそうです。それ
どころか、”0.5勝(0.5敗)”という概念が確立されているそうですから、日本の囲碁や将棋からみたら、かなりの違和感が
ありますね。(だから、チェスをダメなゲームだと言っているのではありません。しかしながら、ルール上、何らかの不備があるから
引き分けが多発するのではないかと思います。)
最新の状況ではどうなっているのでしょうか?お詳しい方がいらっしゃったら、私も是非、教えていただきたいものです。また、
私が今回ご披露させていただいた情報の中に明らかな間違いがあった場合には、大変厚かましいのですが、適宜修正して
いただければ幸いです。それでは失礼致します。
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囲碁ソフトなら高校から囲碁覚えた高校生でも勝てますよ。
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私もmaltsspさんの回答について、少し補足。
>アマチュアの最高段位は7、8段位まで存在すると思われますが、
>そんなアマチュアの強豪であっても、プロの
>初段と平手では多分、全然相手にならないと言われています。
>プロが何度も”ポカ”を出し、かつ、アマチュアがそれらを悉く
>咎めることに成功しない限り、
>プロの100戦100勝になる可能性が極めて高いと思われます。
そんなことはないです。
アマチュアの最高峰とプロの低段者(将棋では四段からプロです)では、
囲碁ならアマがやや厚く、将棋ではプロがやや厚いという感じでしょう。
ちなみに囲碁ではプロの初段とタイトル保持者の間でも少し実力差がありますが、
将棋ではそれほどの差はありません。(囲碁と比べると、ですが)
(これもそのときの院生のレベル、奨励会のレベルによって変わります。)
>囲碁に関して言うと、…
>最高レベルといっても高々、アマチュアの5、6段程度が最高だと聞いた事があります。
囲碁では、ソフトの最高レベルでアマ初段程度、しかもかなり弱い初段です。
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maltsspさんに追加です。
囲碁ソフトの最高レベルは5,6段もなく、初段程度です。
しかし、死活などの場面では強いものの、中盤の構想力を問われる場面になると、コンピューターの弱さが出ます。
この辺はプロの間でも意見が割れることもあるので。
なので、実際に初段の人と対局して勝てるかというと、少し厳しいかもしれません。
また、囲碁で三コウ、四コウなどの引き分け無勝負は約9000局に1回程度らしいです。
なお、コミなしの対局や、置き碁では持碁もあります。
ただ、大会などではコミを半目とし、白の勝ちになります。
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私は囲碁はやらないので存じ上げておりませんが、将棋のソフトの場合、トップクラスはアマチュア五段相当あるそうです。
現状では、ボナンザ、激指、YSS(AI)、棚瀬、の4ソフトが『四天王』と呼ばれており、実力はほぼ横ばいだそうです。
上記の中でボナンザのみフリーソフトなので、一番話題にされましたね。あと、第18回アマ竜王戦に激指が参加し、見事予選を突破、決勝トーナメントも1回戦を勝ち 全国BEST16入りした事があります。
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